導入事例

  • 株式会社木原ハイテック 代表取締役 木原愼一郎 様
  • 株式会社木原ハイテック様SOLIDWORKS・SolidCAMで取引先の要望を全てクリア

株式会社木原ハイテック様
DATA
社名
株式会社
木原ハイテック
創業
昭和39年4月1日
本社
福岡県久留米市荒木町荒木1964-11
電話
0942-26-5111
ホームページ
https://kihara-hitech.jp
【沿革】
昭和39年4月
(1964年)
代表者木原博之様として創業
タイヤ金型製造に取り掛かる
昭和42年7月
(1967年)
天皇御料車用タイヤ金型製作
昭和46年7月
(1971年)
大型工場 完成
昭和46年12月
(1971年)
大型タイヤ金型18.00R22製作
昭和49年8月
(1974年)
超大型BL MOLD製作
昭和51年7月
(1976年)
大型工場増設
昭和55年12月
(1980年)
世界最大タイヤ金型 ORR40.00-57 PRR-LUG製作
平成13年9月
(2001年)
500トンダンプ用 超大型タイヤ金型製作
(世界最大のタイヤとしてギネスブックに載る)
平成20年4月
(2008年)
航空機部門設立
平成25年8月
(2013年)
広川工場増設
平成26年4月
(2014年)
創業50周年

タイヤ一筋50年で培われた独自の
高度な技術をもって、新たな試みを

木原ハイテック様は、昭和39年、福岡県久留米市にて創業の後、主にタイヤ金型の生産、製作をされておられます。
タイヤ一筋50年で培われた独自の高度な技術で、世界の自動車産業界に多大な貢献をされておられます。
新たな試みを模索すると同時に、今まで以上に地球環境にとって優しく、世界にとって必要な会社となるべく、社員一丸となって支えていける会社を目指されております。

SolidCAM + iMachiningの導入にあたって

木原ハイテック様では、以前より、弊社製2.5D CAD/CAMシステム「WinMAX」をご使用いただいておりました。
ご導入いただいたきっかけは、以前は、木型のサンプルを元に金型を製作しておられましたが、湿度や温度などの外的要因からサンプルの製品とズレが生じる事が多く、その点から3次元データでのモデルを元にデータを作成していくと良いと考えられ、 「SolidCAM」をご導入いただきました。

更には、航空機部門を立ち上げる際に、取引先からハイエンドCADシステム「CATIA」の導入を要請されましたが、「SOLIDWORKS」・「SolidCAM」で作成したサンプルモデルを持参したところ、全ての工程で先方の求める要望をクリア致しました。
コストパフォーマンスを考えた際に、航空機部品の加工においても、十分に対応できる点に高いご評価を頂いております。

代表取締役社長 木原愼一郎
代表取締役 木原愼一郎 様

最新鋭の機械で大型金型を加工

木原ハイテック様では、タイヤ金型製造として、「乗用車」「トラック」「バス」「航空機」「レーシング」「大型」「超大型ダンプ」の他に、ゴムクローラー金型、免震金型、航空機の翼の部品加工を行っております。
その中でも最も得意とする分野は、大型のタイヤ金型です。近年、取引先のニーズは多様化しており、要望に合わせた形状・サイズ・精度・強度を実現させるために、最新鋭の設備をそろえておられます。

CAD/CAMオペレーター
CAD/CAMオペレーター
機械課 澤谷威郎 様
設備名称:NC立旋盤
設備:NC立旋盤
メーカー:東芝機械
型 式:TSS-30/55C

「SolidCAM」で作成したデータを使用して、タイヤの摩擦や外傷を防ぐ外皮部のトレッドと呼ばれる部分を主にマシニングセンターで加工しておられます。
トレッド部の溝形状には、角度がついており、3次元加工の「ペンシルオフセット加工」や「境界線加工」を活用されておられます。

また、使用する工具サイズは、小さい物でΦ2、大きいものでは、Φ50もの工具を使用されておられます。
本来、リング状で製作するワークを、3等分か4等分に分けて加工を行っているようです。

タイヤ
設備名称:5面加工門形マシニングセンター
設備:5面加工門形マシニングセンター
メーカー:オークマ
型 式:MCR-A5C